このページでは
宅配買取をどのようなやり方で利用すればよいか解説しています。
宅配買取
必要なもの
・ネット環境
入力の際に便利です。電話でのやり取りよりも、書面が残るで、あとあと面倒な問題が起こりづらいです。
・プリンター
あると便利です。古物営業法の都合上、身分証明書のコピーを楽器買取をする側に送らないといけません。
たいていの買取サービスでは、申し込み書が用意されており、そこに、証明書のコピーを張り付け、楽器と一緒に送ることになります。
その際にコピーできるプリンターがあると便利です。
無くても、USBなどを使ってコンビニでコピーする、という手段もあります。
また、買取サービスによっては、買取申込書がなくても、手書きで同様の内容を書いて、身分証明書のコピーと一緒に同封すれば問題ない、というサービスもあります。
・身分証明書
必ず必要です。
古物営業法にのっとって運営している店舗では買取の際に必ず、運転免許証等の身分証明書を利用して、何者から楽器を買取したのかを帳面に残しておかなくてはなりません。そのため、売る側は身分証明賞を用意する必要があります。
・カッターなどの工具 ガムテープ
多くの宅配買取サービスでは、梱包キットといって、楽器用の段ボールと緩衝材がセットになったものを無料で送ってくれるのですが、正直に言うと、これだけだと、大事な楽器を送り出すには不安なことが多いです。
カッターなどを使って、箱の形を変えて、隙間をなくす。
ガムテープを使って、楽器を固定するなどの方法をとった方がいいでしょう。
また、隙間を埋める際には新聞紙などのいらない、柔らかい紙があると便利です。
以上のものが必要と考えられるものです。
・銀行口座
入金してもらうための銀行口座が必要です。
へそくりにしたいという方は別途ほかの口座を作っておくとよいでしょう。
銀行に入金されるのがいやだ、すぐにお金が欲しいという場合は、店頭買取をお願いするのが一番です。
工具類以外に関しては、特に問題がないと思います。
うっかり、忘れてた、ということがないようにだけしましょう。
流れ
簡単な流れになります。
申し込み
ネットか、各種楽器買取サービスの、フリーダイヤルに連絡をし、まずは査定を申し込みます。
当サイトでは、ネットを利用することを推奨しています。
ここで特に細かい説明をこちらからしないと、大体、最高額の査定額を明示してくるところが多いです。
ですが、実際には最高額が付くことはよほどのことがない限りありません。
少し手間ですが、写真を撮って、申し込みフォームに添付しておいた方が、査定額の誤差が少なくなります。
写真の撮り方、気を付けるポイントに関しては以下の、ページを参考にしてください。
査定依頼の入力フォームには梱包キットが必要かどうか、
いつ集荷に来てほしいか等の入力欄がありますので、ご希望のものを入力しましょう。
段ボールに関してはエレキギターやベースなどは170サイズのものであれば、問題なく収納することができます。
入力が完了しましたら、申し込みをしましょう。
この際、各買取サービス指定の、買取申込書が公式のサイトにあると思いますので、それを忘れずにダウンロード、コピーして、中身を記入しておきましょう。
身分証明書のコピーを張るのを忘れずに
梱包
申し込みが済んだら、指定の期日に、段ボール等、梱包キットが送られてきます。
梱包キットには、伝票も含まれていますので、安心です。
梱包しましょう。
ここではハードケースが一般的ではない、エレキギター等の梱包の際に気を付けるべきことをご説明します。
まず、一番大事ですが、弦を緩めましょう。
弦によって余計な負荷がネックにかかっているような状況でさらに配送時に負荷がかかるとそれだけで、簡単に壊れたりします。
だるんだルんに緩めるくらいでよいです。
また、単にケースにしまって、その上から緩衝材を巻くのではなく、楽器に直接緩衝材を巻きましょう
注(ラッカー塗装などの楽器はがむてーむによって塗装がはがれる危険性がありますので、ガムテープを利用の際は注意しましょう。)
また、特にネックの付け根周りと、ヘッドの付け根周りは破損が多いので、注意して梱包しましょう。
ここだけ多めに、プチプチを巻いてもいいかと思います。
楽器部分の梱包が終わったらケースに包み、そのあとに箱に入れましょう。
箱は長方形のものが多く余分な隙間ができやすいので、隙間部分に新聞紙などを詰めて隙間をなくしましょう。
カッターでソフトケースの形に段ボールを切って隙間を埋めるという方法も効果的です。
発送
梱包が済みましたら、指定の日に配送屋さんが集荷に来るのを待ちましょう。
配送屋さんにお願いし、運んでもらいましょう。
査定結果の連絡
早ければ1日くらいで楽器は買取サービスに到着します。
遅くとも4~5日くらいで(地域に拠ります)査定結果の連絡が来ますので、確認しましょう。
査定金額に納得がいけば、了承した旨の連絡をしましょう。
納得がいかなければ、キャンセルすることも可能ですが、サービスによってはキャンセル時の返送料金やキャンセル料がかかる場合もあります。
入金
以上の工程が済めば入金、という流れになります。
長ければ1~2週間くらいかかる場合もありますが、大体1週間をめどにしておけば問題はないかと思います。
まとめ
以上、楽器の宅配買取の流れに関して当ページでは説明をしてきました。参考になれば幸いです。
こちらで説明したのは大まかな、流れになります。
詳しくは利用される各種楽器買取サービスで確認しましょう。