ギターを売る前にどのようなことに気を付けたほうがよいでしょうか。
特に楽器買取店にお願いするだけではなく、オークションサイトを利用して販売する場合にもこの視点は重要です。
今回は特にこのオークションサイトを利用するという点を強調しています。
今回はそこのところを私自身アマチュアのプレーヤーである経験から、ご説明していきたいと思います。
プレイヤーにとっては見た目はさほど問題ではない
まず、大きなところです。
プレイヤーとコレクターでは見ている部分が違います。
楽器屋さんの場合には販売する相手がプレイヤー(初心者も含む)コレクター、そのどちらの要素も含む人たちと多岐にわたるので、楽器の見た目(傷の多さなど)にも非常にきを配っていますが、プレイヤーはそこまでそうした見た目には気をつくばっていないことが多いです。
大事なのは弾きやすいのか、機能はどうか、そして音はどうか、最後に見た目(形という意味ではこれに及ばず、かっこいい形だったら弾きづらくてもつかう、という人がいるのも事実です。)だいたいこのような、視点で見ています。
個人的な話で恐縮ですが、特に古いギターで、(中古も含みます)傷何てついているのが当たり前のようなギターの際、よくヤフオクやメルカリなんかでは傷もなくきれいな状態です。なんて説明がされていますが、アコースティックギターのように外免の傷が音や操作性に直接影響するギターのような場合はいざ知らず、エレキギターの場合はほとんど気にしていないことがほとんどです。
ですので、そういったところに中止するのではなく、いかに書くような部分に気を付けていただく方がより買い手側のニーズに合っているかと思います。
1 弦高を調べよう
弦高です。ギターを弾くうえで、一番といっていいくらい弾きやすさに影響する部分です。これが高いとやはりいくらか弾きづらさがあります。
確認の仕方はこちらのページを確認してください。
大体エレキギターの場合は2~1mm弱 アコースティックギターは3~2mmクラシックギターは4~3mmが標準、弾きやすい弦高といわれています。
こういったところを調べて説明欄に書き記しておくだけでも違います。
弦高が低すぎるという場合は以下の点も確認してみましょう。
2. 音づまりチェック
弦高が低すぎると確かにひきやすいのですが、フレットと呼ばれる鉄の部分と弦が接触、びりびりといった感じの音がする場合や完全に音が詰まってしまう場合があります。
確認の仕方は簡単で端から順番に指弦を抑えて弾いていくだけです。これで音が出る場所があるか、ないかッ確認していきましょう。
ここも重要なポイントです。
3.がりチェック
もう一つ重要なのががりチェックです。
エレキギターの場合特に重要です。
何かというと、ジャックと呼ばれるアンプとギターをつなぐ部分や、ボリュームコントロールなどの接触不良あるいは経年による劣化、ほこりの付着があると、ボリュームノブを回したときや、ギターがちょっとしたことで何かに接触した時など、がり、ばりっといった感じのノイズ(がり)が生じてしまい。
まともに演奏ができない場合もあります。
簡単に修理ができる場合がありますが、ひどい症状の場合は、交換古いギターの場合には二度と同じパーツが出ないなんてこともありますので、日ごろから注意
販売する場合にはそういった問題があったら、できるだけ、書くようにしておきましょう。
楽器の買取の場合には下手に隠して、面倒なことになるよりもしっかり正しことを書いて気持ちよく販売したほうがあとあとよいです。
4.付属品はそこまで気にしなくてもよい
最後になります。これまで書いてきたようなことがプレイヤーが気にしている部分です。
よく高く売るためにはどうしたらよいか、という類のサイトで紋切り型のように高く売るためには付属品を残さず取っておくことが必要ななんて、ことが書かれていますが、正直な話、プレイヤーに限らず、そういったものはそこまで必要としていない人がほとんどです。
限定版や個人製作家の作ったものや、年代があいまいなもの(年代がずれると価値が数十万単位で変わるものもあります)こういったやはりコレクター的な価値が高いものはそういったものが残さずあった方がいいにはいいですが、
よほどのことでない限り、おもちゃなどのように付属品がないから数万円単位で価値が下がるといったことはないかと思います。
それよりも上述したプレイヤー視点の状態把握、そして最後に傷などの外見的な部分の状態把握が重要です。
参考になりましたら幸いです。