この記事では、近年ではVulfpeckのサイドプロジェクトTheFearlessFlyers活動でも知られる、ギタリストマークレッティエリの使用機材をまとめて紹介していきます。

マークレッティエリ Snarky Puppyで活躍 4度のグラミー受賞に貢献

以下公式サイトのバイオグラフィーを参照

正式な生年月日は公表されていないようですが、1983(または2)年にマークレッティエリはアメリカサンフランシスコのベイエリアで生を受けます。これまた正確な年度は不明ですが、中学生のころからギターを弾いていたようです。

その後テキサス州のテキサスクリスチャン大学に進学。彼の近しい、人物、Snarky PuppyのマイケルリーグやVulfPeckのメンバーたちは大学でも音楽関連の学部で研鑽していたようですが、マークはというと、陸上競技をする傍ら、広告やパブリックリレーションについて学んでいたとのこと。

2005年に大学を卒業するとテキサス州ダラスのゴスペル、R&Bシーンを舞台に本格的に音楽活動を貸しします。その後2008年にSnarky Puppyにギタリストして加入。メンバーの入れ替わりの激しいバンドですが、数少ない固定メンバーの一人として、スタジオライブで活躍します。

その後4度のグラミー賞を受賞、個人でも6枚のアルバムを発表するなど精力的に活動。2018年にはVulfPeckのサイドプロジェクトにも加入し、バリトンギターで切れきれのリズムを刻み、世界をあっと言わせました。

マークレッティエリ使用機材

さて、彼がどのような機材を使っているのか、見ていきましょう。近年の活動などから、トラディショナルなスタイルのギターが好みかと思いきや、スタジオでの活動が多いこともあってか意外と現代的で何でもできるタイプの機材を愛用しているようです。また弘法筆を選ばずというべきか、プロにしてはお手頃価格の機材もかなり使用しています。

以下では、公式サイトの機材一覧や2021年のギターマガジン誌でのインタビュー、公式Youtube動画を参照していきます。

マークレッティエリ使用ギター

・シグネチャーギター Paul Reed Smith FIORE

彼を代表する一本が自身のシグネチャーモデルFIOREです。シングル2発にハムバッカ―が一発にメイプル指板というオーソドックスな仕様。メーカーの仕様書を見ると、シンプルながらもプッシュプルボタンが付いており、ハムとシングルを切り替えられたり、ストラトなどではできない、リアとフロントといったポジションにすることもできかなり使い勝手の良い使用となっている模様です。

個人的にはジョンメイヤーのシグネチャーモデルとにたスピリットを感じました。ちなみにまだSEなどの廉価モデルはなく価格はお高めです。

・Don Grosh NOS Retro

最近目にすることが多いストラトタイプの一本です。ハイエンドギターメーカーの先駆けヴァレーアーツにて、ラリー・カールトン、スティーブ・ルカサーなどの機材を作っていた、ルシアードン・グロッシュが1993年に立ち上げたブランドです。

同メーカーの同じ型番のギターはオーソドックスなストラトキャスターモデルなのですが、マークはオーダーをしたのか、改造したのかリアに同社のハムバッカーピックアップSmall Block327を搭載したものを使用しています。やはりこれも使いやすさを追求してのことなのでしょうか。

ちなみにギターマガジンの記事でマークレッティエリは本機のネックを使いづらいと評しています。それにしてはすごい。

・Fender American Standard Stratocaster

公式Youtubeチャンネルの道がないで「Grillman」の演奏時に使用しています。一見するとシンプルな3シングルのようにも見えますが、ワンボリューム、ワントーン仕様に切り替えられている模様です。音色もトラディショナルなものではなく、ジャズフュージョン系の音で見た目とは少し異なる印象の一台。公式サイトを見る限りだと、リアピックアップをDonGroshのSmall Block327に交換したものも使用しているようです。この機体を改造して使っているのかは不明。

・Collings l-35LC

もともと機械エンジニアだった、ビルコリングスが1970年代後半に立ち上げたメーカーです。ギブソン系のギターやアコースティックギターで広く知られます。

フィンガーピッカーからロックミュージシャン、ジャズ、カントリーミュージシャンまで幅広いアーティストに愛され

近年では世界的ジャズギタリストのジュリアンラージ、古くはピート・タウンゼントなどが使用したことでも知られています。

そんな中でマークはセミアコースティックスタイルの本器を使用。甘い音を奏でる必要があるときにこの一本を手に取ることが多いようです。

・California Artist Guitars Custom T

イギリスに拠点を置く個人ルシアー製と思しき一本。メーカーのFacebookチャンネルはあるもののそのほか一切不明。おそらくピックアップまで手巻きとみられかなり手が込んだ機材のようです。

本機のことはかなり気に入っているようで、公式Youtubeチャンネルでもかなりの頻度で演奏しています。

ちなみにマーク意外とこういった出所不明の機材を使っているようです。そのほかにも公式サイトでは検索しても一向にヒットしないValhallaCustomというメーカーのテレキャスターモデルを使っているとの記載もありました。

・Bill Nash TK-54

見事なレリック加工とトラディショナルなスタイルで知られるアメリカワシントン州オリンピア郊外に工房を構えるナッシュギターズ。

世界的に最も売れたエイジドギターを作ったメーカーと自称していますが、それにたがわず、いろいろなアーティストに使用されています。

加えてハンドメイドのエイジドギターとしては年齢も結構お安め。

本機も、メーカーサイトなどを見ると2000ドル程度と日本のハイエンドメーカーと比べても安めの値段設定です。

・Ibanez AZ2204

最近人気が出ている、アイバニーズのあんまりひずまなそうな感じのギター。トラディショナルなスタイルを踏襲しつつ、ディンキーボディとフラットな指板という構成。ハイテク系のギタリストやネオソウル系のアーティストも結構使っていますね。

マークレッティエリはこれのレリック加工、メイプル指板、ブラックボディのモデルを使用しているようです。

・Bruno Bacci Leonard baritone

Fealess Flyerからマークレッティエリを知った筆者的には彼の代名詞だと思っている一本。イタリアのルシアーBruno Bacci製のバリトンギターです。かなりお気に入りのようで、あらゆるところで引いています。

ばっちり虎目が入ったメープルネックとテレキャスターを模したリアピックアップがクールですね。

ほしい! でも売っているのをほとんど見ない! 高い!

・Supro Hampton baritone, 2017

Bacciと並んで使用していることが多い、Supro製のバリトンギター。スプロといえば、ビンテージアンプやビザールギターのイメージが強いですが、マークレッティエリの使用個体は近年のリイシューものかつ、本国アメリカ製ではない模様。販売している海外サイトを見ると中古で600ドルくらいとかなりお安め。もちろん、マークレッティエリの使用個体はプロ使用に耐えるよう手を入れられているのでしょうが、同じ竿が結構安く買えるのはあこがれている人間にはいいかも。

・Danelectro 56 reissue baritone

こちらもマークレッティエリがよく使っている機材。もともとダンエレクトロといえば、集積材とリップスティックピックアップというシンプルなつくりのピックアップで作った激安ギターとして知られ、ジミヘンが同社のギターを幼いころに使ったりと、往年のアーティストが初期に使用した一台として知られます。以後その独特の音を気に入ったアーティストがスライド用として、使ったり、ピックアップだけ抜いたりといろいろな形で偏愛してきました。

マークレッティエリが使っているのはそんなダンエレクトロのリイシューモデルのうちの一本こちらも生産国は中国あたりでお値段はかなりお安め。

・Hybrid Guitars Big6 ジャズマスター

ギターマガジンで紹介されていた一本。ファンフレット(フレットを斜めにつけ、スケールを高音弦側低温弦側で若干かえる)採用、低音弦側でベース弦が、高音弦側でギター弦の音が再現できるというコンセプトで作られています。

ショートスケールとのことでバリトンギター的な部類の楽器としては小さめです。

ちなみに、マークレッティエリはショートスケールのものを使用していますが、同機種にはそのほかのテレキャスタータイプのものもある模様。面白い。

・Fender Jaguar Baritone Custom

公式サイトには記載がないものの、公式Youtubeチャンネルでは使用していない一本。エンドースとかじゃなくて本当に個人的に使っているし、ステージとかには出す気がないのかも。

本機はフェンダーのバリトンギター「Bass VI」を受け継ぎ誕生したとかなんとか言われている、モデル。もともとはフェンダージャパンから発売されたものの終売、2012年に再度本家フェンダーからは再販モデルが発売されたものの、いまだに販売本数は少ないとされます。どうやって手に入れたんだろう。

以降追記します。

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