この記事では、新時代のギターヒーローの一人ともいえるギタリストコリーウォンの使用機材をまとめて紹介していきます。

コリーウォン ミネアポリスで育った生粋のファンクギタリスト

概要などはこちらのインタビューなどを参照しています

コリーウォンは1985年米ニューヨークで生を受けます。その後ミネソタ州のミネアポリスに移り住みました。もともとは親の勧めもあり、ピアノを学んでいたようですが、時はミクスチャーロック全盛時代。同時代を生きたそのほかのティーンたちと同じくコリーウォンも「レッドホットチリペッパーズ」「プライマス」などにはまりまくったとのこと。

この二つのバンド、レッチリではフリー、プライマスではレスクレイプールというベーススターがいますが、彼らに影響を受けたのか、中学生のとkコリーウォンが初めて手に取ったのはベースギターだとか。高校生になるとギターに転向しパンクバンドを結成します。トレードマークともいえるブルーカラーのストラトキャスターはこのときに手に入れたようです。

ちなみにミネアポリスファンクの地元ということもあり、ジャズ、ファンクなどの黒人音楽にも触れていたようで、プリンス、アースウィンドファイアーなとのレジェンドたちにも影響を受けたと語っています。

その後、ミネソタ州にあるマクナリースミス音楽大学に進学。ここでジョンスコフィールドらそうそうたる面々からジャズの手ほどきを受け、ジャズギタリストとしてキャリアをスタートさせます。活動初期の動画などでは、フルアコースティックギターを片手に流麗なソロを弾きまくるコリーウォンの姿も。

ただ、もともと、ロックやファンクが土台にあったためか、ミネアポリスという土地がそうさせたのか、次第に地元ミネアポリスのミュージシャンたちのコミュニティに入っていき、ファンクR&Bギタリストとしてその名を広めていきます。その後、コリーウォンはプリンスのバックバンドの前進である、Dr. Mambo’s Comboが行っているイベントBunker’s Jamに参加。プリンスのバンドメンバーでもある、ドラマーマイケルブランドやベーシストソニー・Tらから薫陶を受けたといいます。

ちょうどこの時にVulf Peckのメンバーらと開墾し、その後の活動につながったようです。あとはご存じの通り、Vulf Peckのギタリストとして、ソロ活動を通して、一躍スターダムにのし上がっています。自身のYoutubeチャンネルでも精力的に活動し、インターネットでしかできないような独自のライブコンテンツを定期的に配信したりもしています。

コリーウォンの使用機材

ファンクギタリストとして名の知れたコリーウォンですが、初期にはベースを演奏していたこともあってか、マルチ弦楽器奏者的な活躍をしています。自身のYoutubeチャンネルでは、ミュージックマンスティングレイやジャズベースを普通にひく姿も。そしてうまい……! というわけで細かく見ていきましょう。

コリーウォンの使用ギター

・フェンダーハイウェイワンストラトキャスター

コリーウォンが一貫して、使い続けているフェンダーのアメリカ製ストラトキャスター。90年代後半から、2000年代前半ごろまで販売されていたもので、メキシコ製以上、アメリカンスタンダード以下、アメリカ製で最も安いラインナップに位置付けられていたものでした。

コリーウォンは90年代後半製造のブルーカラーのものを使用しています。

同モデルは90年代後半製2000年代製の大きく分けて二パターンが世に出ています。90年代後半のものはスモールヘッド、2000年代に発売されたものはラージヘッドと微妙な違いはありますが、共通するのはクリアコートすら廃した撃薄のラッカー塗装です。

安くするための工夫かと思いますが、使用しているプレイヤーの話を見ると、この塗装の薄さがこの機材独特のなりの良さを産んでいるようです。ちなみに本機はアメリカ製の機材としてはかなり安め。安くてもいいからUSA製を触りたい、形だけでもコリーウォンに近づきたい、というのであれば、こちらから入るのがいいでしょう。

・フェンダーコリーウォンシグネチャーモデル

Vulf Peckファミリーとしては、ジョーダートに次いで作られたシグネチャーモデルです。基本的な部分はコリーウォンの長年の相棒、ブルーカラーのハイウェイワンストラトキャスターを踏襲しつつ、アメリカンデラックスシリーズなどに採用されているモダンDシェイプのネック、セイモアダンカンピックアップを採用するなど、独自の改良がなされています。シグネチャーモデルということで、30万円くらいと若干お高め。個人的にはハイウェイワンを買って、ピックアップをいじるのがいいかなと思ってしまいます。

メインで使っている機材はこれくらいのようですが、それ以外にも、ヤマハのRSシリーズ、LsLのもと思われるバタースコッチブロンドカラーのテレキャスター、Eastmanのフルアコ、ミュージックマンスティングレイベースなどを状況に応じて使っているようです。

基本的にあまり高い機材を使用していない様子。Vulfpeckリーダーのジャックストラットンとジョーダートもしれっと動画の中でスクワイヤー製の機材を使用していたりしますが、名手は機材をあまり選ばないのかもしれません。というかスタジオで演奏しているとそのときその場にある機材しか使えないみたいなこともあるんでしょうからね。

コリーウォンの使用エフェクター

・Wampler ego compressor

ブルーカラーのストラトと並んで、コリーウォンの代名詞的になっている、アメリカのハイエンドメーカーwampler製のコンプレッサー。上の動画冒頭で、オフサウンドと、ペダルをオンにしたときのサウンドの違いを披露しています。オンにしたとたん、コリーウォンっぽい角は丸いが、ぼこぼこ殴りかかってくるような攻撃的な音が響くのがおもしろい! 

・Eventide H9 Max

ハーモナイザ―・モジュラー・ディレイ・リバーブなどプロユースの空間系エフェクトを手掛けるEventide社が作ったマルチエフェクターです。これ一本でPitchFactor,ModFactoryなど、Eventide社の名器の音が楽しめるほか、PC、スマートホンで音が調整できる優れものです。ツアー活動で移動が多く、大規模なボードが組めないためなのか、コリーウォンはH9 Maxを常にボードに組み込み、空間系の音色をこれ一つでになっているようです。

・Line6 HXストンプ

こちらはあらゆるエフェクター、アンプトーンをデジタルに再現する機材で知られるLine6社のマルチエフェクター。やはり機材を極力小さくするためか、スタジオユースでいつでも極力同じ音を狙うためか、こういった機材を使っている模様です。

コリーウォン 使用アンプ

・フェンダースーパーリバーブ

海外のギター販売サイトプレミアギターズのオウンドメディアのインタビュー記事にて「頼れる機材」とコリーウォンが語っていた機材。10インチスピーカー4発にで40ワットという結構でかめの機材ですが、ツアー中は可能であればこれを2から3台使用するとのこと。クリーンでバカでかい音を出すためにいろいろ工夫しているんですね。

ちなみにもともと65年から発売されている本機ですが、コリーウォンは現行のリイシューモデルを使っているそうです。

・Kemper Profiler

独自のプロファイリングシステムによって、ビンテージアンプの落とすら再現するといわれ、登場から一機に人気に火が付いた同機。コリーウォンもスタジオでは本機を使用するとのこと。音色はフェンダー系かと思いきや、マーシャルのスーパーリード2の音色をゲイン0で使っているようです。やはりバカでかい音のクリーンを求めているのでしょうか。

・Dunmble Overdribe Special

コリーウォン本人が持っているかは不明ですが、下記Youtubeの機材紹介時に使用しているアンプとして、映っていたものです。

ハワードダンブル氏が手掛けるアンプ界のスーパースター。高すぎて現物をほとんど見たことがないアンプです。

コリーウォン使用ピック

・Dava Jazz Grip Nylon Medium

あの強烈なカッティングと独特の音色をどう出しているのか気になっていましたが、それを支えているのがこのピックのようです。一見すると普通のティアドロップ型のようにも見えますが、当たる箇所によって、ハード、ミディアム、ソフトといった具合に厚みが変わるという優れモノ。そんなに高くないのでほしいですね。ただ、売っているところはあまり見ません。

以下追記

そのほかのアーティスト機材動画に関して

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